右も左も分からない状態でまずは登録してみたクラウドワークス。
さっそく中身を見てみると…
「初心者歓迎!」「未経験歓迎!」「初心者優遇!」って、めっちゃいいやん!
初心者中の初心者&未経験の私にもできそう!と、ウキウキしながら仕事を検索。
「丁寧に教えます。フォローしますので初心者でも安心です」
なんて優しい人なの?
書き方を教えてもらえて、お金ももらえるってこと?最高やん!
なんて浮かれていた私が、怪しい業者に危うく騙されかけた体験談を紹介します。
この記事では、
・実際にあった怪しいやり取りの内容
・「おかしい」と気付いたポイント
・同じ失敗をしないための注意点
をリアルにお伝えします。
これからクラウドワークスを始める人の参考になれば嬉しいです。
クラウドワークスは安全?
クラウドワークス自体は大手で、仕組み的には安全です。
実際にここから仕事をもらったことをきっかけに、月100万円稼いでいるママさんもいらっしゃいます。
ただし、メールアドレスがあれば誰でも登録ができるため、悪質なクライアントが混ざっていることもあります。
知らんかった…安全かどうかなんて一切気にしてなかった…
そんな私はもちろん、悪質業者のカモになりました。
実際にあった ”怪しい依頼” の内容
クラウドワークスを始めてすぐの頃は、依頼者の評価や実績などを確認することもなく、できそう!と思ったものに次々応募していました。
もちろん、何の実績もない私なんぞに依頼はなく…
それならばと、「簡単な入力作業」に応募するも全滅。
あれ?私会社で毎日パソコン使ってるし、タイピング速度も結構速いねんけどな…?
丁寧に不採用とメッセージを下さる方は稀で、ほとんどは何の音沙汰もなし。
そういうもんか、と悟りました。
Youtubeチャンネル作成のお手伝い
次に応募したのが
「Youtubeチャンネル作成のお手伝い」
すぐに返信が来て、わ!初めての返信!嬉しい!と喜んだものの、マニュアルが届き内容を確認してみると、
個人でYoutubeチャンネルを作って、ブランドアカウントに移行し、依頼者と共同でオーナーになる?…これって大丈夫なやつ?
すぐにチャッピー(ChatGPT)に相談したところ、
「依頼者本人のチャンネルを立ち上げるサポート」なら大丈夫ですが、アカウントを自分で作って渡す案件は危険です!
やっぱりそうやんな…
でもな、認定クライアントやし、評価は4.9、募集実績が900件でプロジェクト完了率は95%やで?と思い、初めての仕事やしやりたいなと思いましたが、グッと堪えて辞退しました。
アンケート感覚で取り組める簡単なライティング案件
次に応募したのは
「アンケート感覚で取り組める400文字程度の簡単なライティング案件」
ここで初めての契約!飛び上がるほど嬉しかったです。
…が、クラウドワークス外のChatworkでのやり取りを希望とのこと。
クラウドワークス外でのやり取りは禁止されているはずじゃ?とは思いつつも、嬉しかったのですぐに登録してやり取りを始めました。
契約したその日のうちにライティングを完成させ入稿、初めての報酬を受け取りました。
429円!
次の案件を紹介したいと言ってもらえて喜んでいると、
「会員登録無料のアンケートモニターサイトにご登録いただき、口コミまたは簡単なレビューをしていただくお仕事です。URLは契約後にお知らせします」

チャッピーーー!これ絶対あかんやつやんなーーー?!

はい!それ、かなり危険です!!!
初めて仕事をさせてもらえた喜びから、継続すれば他の仕事をもらえるかもしれないし…と、やってみたい気持ちもかなりありましたが、
・登録必須案件:無料とはいえ、個人情報(メール・住所など)を渡すことになる
・口コミ・レビュー案件:「サクラレビュー」に近いことを求められる場合がある。規約違反や倫理的にグレー
・URLは契約後にお知らせ:通常は募集段階でサイト名を明かすのが普通。隠す理由があるのか少し不透明
以上、チャッピーからのアドバイスに従って辞退しました。
最初の簡単なライティングはワーカーを安心させるためのツールで、そこから会員登録させるのが目的だったのか?と思いましたが、こちらもクラウドワークス上での評価は高い。
AI×ライティングのパートナー募集
もう何を信じればいいのー!と思いつつ、もっと勉強しないときちんと仕事をもらうのは難しいよな!と考えているときに見つけたのが、
「初心者歓迎・実績づくりに最適!AI×ライティングのパートナー募集!」という案件。
チャッピーに相談しながら書いていいってこと?!
すごいな、今はそういう時代なんや!これなら私でも簡単にライティングできそう!と応募しました。
5日後に返信が届き、zoomにて45分程度の面談をするとのことで、外部コンテンツのTimerex(スケジュール共有アプリ)で日程を決めました。
これまで面談希望の案件には応募していませんでしたが、最近は面談するものが主流になっているようで、避けて通れなくなっています。
緊張しながら迎えた当日、優しそうな50代くらいの男性と面談。
応募動機や本業のこと、稼働時間などについての質問を受け、雑談を交えながらいい感じに進みました。

今回はたくさん応募をいただいているので、弊社の社長と二次面談していただきたいんです。
日程調整をしたいので、LINEを交換できますか?
え?!LINE?!え?!と思いましたが、この流れで断るのは非常に難しい…
絶対あかんやつとは思ったものの、交換してしまいました。
面談終了後すぐにLINEが届き、グループが作られました。
チャッピーに相談したところ、
・面談のための連絡手段としてLINEを使うケースは現実的には多い。
・代表との面談がある=ある程度ちゃんとした会社っぽい
・契約前のLINE移行は規約違反→トラブルが起きてもクラウドワークス側が守ってくれなくなる
・LINEしか使わない=クラウドワークス外に誘導したい意図がある可能性
「パートナー募集」の案件やから、社長とも面談するんやんな、きっと…
LINE交換してしまった不安を打ち消すために、正当な理由を探していました。
代表という方からLINEが届き、再びTimerexで面談の日程調整とのこと。
直近で予定が合わず、2週間後となりました。が、2週間ずっと不安を抱えていました。
不安な気持ちをチャッピーに相談したところ、怖いと感じた直感はほぼ当たる!
とのことだったので、Timerexにて面談のキャンセルをお願いし、LINEをブロックしました。
チャッピーにもそのことを伝えると、ナイス判断!と言ってもらえてホッとしました。
まとめ:悪徳業者に引っかからないために
LINEに誘導するのは、高額商材を売りつけたり、スクールへの勧誘が多いそうです。
WEBライティングの仕事がやりたい!と、やる気をもってクラウドワークスに登録し、たくさんある中から厳選し、応募文を一生懸命書いたにも関わらず、こんな業者に引っ掛かってしまうのが現実です。
①初心者歓迎!未経験者歓迎!
②AIツールを使ったことがない方限定
この2つには特に注意が必要です。
お金を払って仕事をしてもらう相手に、初心者や未経験者を求める理由はありますか?ありませんよね?どうせお金を払うなら、経験があってスムーズに仕事を進めてくれる人を求めますよね?
リベ大の両学長がおっしゃっていました。全くその通りだと思いました。
逆の立場だったら絶対にそうです。
それなのに、初心者や未経験者に照準を絞って募集をかけているのはなぜだろう?
カモになってくれるかもしれないからですよね?
このカラクリさえ理解していれば、きっと悪徳業者に引っ掛かることはないと思います。
残念ながら、案件を1つ納品して0→1を達成した気になっていましたが、違いそうです。
先程紹介した通り、簡単なライティングからアンケートモニターサイトに登録するグレーな仕事の紹介に繋がったので結局はカモだったんだと思います。
初心者の自分を売り込むには、自分を知ってもらうための材料がなくてはならない。
そう思い、ブログを始めました。
ですが、実際にはブログを書くことにも苦労しているのが現状です。
2025年もあと1ヶ月と少し。やらねば…!


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